エアコンの排熱をエネルギーに利用、転用

排熱を利用しようとする試みが行われています。排熱自体を小さくしようとすることから、出力されてしまった熱(排熱)を有効利用できないのか、というフェーズに移行しているということです。

ヒートアイランド現象が都市部で起きる主な原因の一つに、エアコンからの排熱が挙げられています。都市のビルの屋上やベランダにはおびただしい数のエアコンの室外機が設置されています。

夏場に冷房を使うときにこの室外機から出される熱は、アスファルト道路やビルのコンクリートに蓄積する太陽放射熱とともに、都市を異常に熱くする大きな原因とされているのです。

そこで、エアコンからの排熱を再利用していくことでヒートアイランド対策とすることが考えられました。エアコンなどの排熱の再利用は、同時に新たなエネルギー獲得にもなるため、省エネという面があってたいへん経済的でもあります。

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排熱回収型のヒートポンプを使った省エネ型冷暖房・給湯機「ecoマルチ・ヒーポン」を開発したサイエンス株式会社は、この商品をシステム化して多くの施設に提供しています。

「ecoマルチ・ヒーポン」は、エネルギーを効率的に、そして安全に利用できる、次世代型の熱源システムといえる商品です。冷房中に排出される熱により給湯器で使用する電力消費はゼロ。

さらに蓄電層を用いると深夜電力を蓄電することができ、大幅にランニングコストを低減することができるのです。

排熱抑制と省エネを兼ね備えた合理的エコ商品いうことができます。また、冷媒にはオゾン層を破壊するフロンガスに代わりR407Cが使われています。火を使わない電化商品という安全性も加わり、高齢者の多い施設に多く設置されるなど、時代の要求に合った商品でもあります。

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