使用済み天ぷら油を再生して走るバイオディーゼル車
地球温暖化を進めている温室効果ガスの中には、自動車から出され排気ガスの二酸化炭素も含まれています。ガソリンを燃焼させて動く自動車もまた、二酸化炭素排出の元になっているのです。
そして、自動車の増産により排気ガスはどんどん多くなっていますが、それを吸収してくれるはずの植物は森林破壊によって減ってしまっています。二酸化炭素排出を抑制するには、今後、自動車の燃料をガソリンからほかのものへと切り替えていく必要があります。
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ガソリンに代わる自動車燃料として注目を集めているのは、バイオエタノール、電気、太陽光などです。バイオエタノール車の中には、てんぷら油などの廃油を再生して軽油の代わりとして走るバイオディーゼル車があります。
廃棄処分する天ぷら油などの食用油をディーゼル燃料にする技術は環境保護の見地からも注目を集め、世界中で技術開発されています。
環境ベンチャー企業であるセベックは、約8時間で日量400リットルの廃油を再利用かすることのできるバイオディーゼル燃料製造装置を販売しています。
廃食油からのみ作り出されるバイオディーゼル燃料には軽油税もかからず、軽油と比較しても価格が安くなります。経済的な面からもバイオディーゼル燃料導入は検討の余地があるのです。
大量の食用油を用いる食品製造会社などにプラントを設置することで、大量のバイオディーゼル燃料を作りだすことが考えられています。また、製造装置を貸与して、その料金を処理再生した燃料で埋め合わせることなども考えられています。資源の再利用という点においても、今後ますます注目されていくと思われます。
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