二酸化炭素排出の少ない燃料電池に期待

二酸化炭素排出の少ないエネルギーとして期待されているものの1つには、燃料電池もあります。燃料電池は、乾電池などと違って、水素などの燃料をもとにつくる化学電池で、継続して使用することができます。

石油火力のエネルギー効率は40%ですが、燃料電池は排熱についても利用できるので、それを合わせると約80%という高いエネルギー効率が得られるのが利点です。

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また、自動車などに用いた場合は、二酸化炭素など温室効果ガスや窒素酸化物などの大気汚染物質の排出もほぼありません。また、騒音も出さずに静かに運転できることから、新時代の自動車として多くの機関が研究しています。また、水を燃料にするケースが一番多いため、低公害車としても注目されています。

ホンダは、2005年に個人ユーザーを対象に、最初に燃料電池自動車「FCX」をリース販売しました。企業や官庁関係にはすでに納車されていましたが、個人に納車したのは、そのときが初めて。

2008年には、トヨタ自動車株式会社が、新型燃料電池ハイブリッド自動車「FCHV-adv」のリース販売を開始しました。

燃料電池自動車は、燃料が高価であったりインフラが整備されていないこと、車体重量が重くなりすぎることなどから、実用化は20~30年後とされています。

しかし、それでも継続使用が可能であり電気自動車のように充電する必要もないことから、そう遠くない将来、量産化されて自動車の主流になるのではと見られています。

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