家畜糞から肥料を作る技術開発

地球温暖化の進行を防ぐ方策の1つとして、地球に負担をかけない循環型農業の構築も重要とされています。

有機肥料によって作物を育て、その作物を食べて排泄物を有効利用する、地球にそのまま働きかけて営みを行う農業については、なるべく地球に負担をかけないようにして営まれることが今後必要とされています。

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かつての日本では、人の糞尿までもが効果的に利用され、江戸時代には理想的な循環システムがつくられていました。江戸市中に住む住民の糞尿は、近隣の農家が肥料として買い付けにきて、その代金として野菜類を置いていくようなことがあったのです。しかし、今では寄生虫の排除や衛生面から、こういったことが行われることはほぼありません。

家畜糞についても、古くから堆肥としての需要があり、有効利用されてきました。ただ、家畜糞については、化学肥料による健康阻害を避けられる重要な有機肥料として、今でもその利用が重要視されています。

株式会社ミライエは、家畜糞などの有機廃棄物処理装置の企画販売をおこなう会社です。低コストで高温発酵・無臭化できる有機物発酵処理システム「Cモード」を開発し、酪農農家や動物検疫所などに納入しています。

「Cモード」では、発酵をスムーズにする水分調整攪拌装置、安定した発酵の管理ができる一次発酵槽などがプラントとして提供されています。家畜糞などを肥料とする場合に問題となる病原菌や寄生虫の卵、雑草の種子なども高温の発酵熱で処理し、衛生的な有機肥料の生産を可能にしています。

健康的な生活への欲求から、有機野菜の需要は増え、各地で無農薬栽培や有機栽培が盛んになっています。衛生的な有機肥料の需要も、今後ますます高まっていくでしょう。

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