干ばつ地帯で緑地回復運動を展開

中国の内モンゴル自治区では、草原の砂漠化が急速に進んでいます。放牧などに使えた草原の面積が、1960年の82万平方キロメートルから1999年には38万平方キロメートルに減少したといいます。それは、人口の爆発的な増加による土地の開墾と放牧が原因でした。加えて、この地域は雨量の少ない地域で、土壌も草原の下には砂地が広がるといった土地再生の難しい地域といわれています。

しかし、内モンゴル自治区はもともと豊かな草原だったことから、地下には豊富な地下水があると考えられています。これを利用して適切な処置がされれば、緑豊かな草原が新たに誕生することも考えられるのです。

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そこで、FoE JAPANでは、井戸掘りと植林による緑化運動を推進しています。そして、植林運動には、一般参加を募ってツアーを行っています。

その緑化の方法は、まず家畜が入ってこないよう柵を設け、次いで井戸を掘っていきます。そして、ポプラやアカシア、ニレ、マツなど土地の風土に合った木の苗木を植え、その間に草を植えていくというものです。

間に草を植えていくことで緑化は飛躍的に早まります。さらには、砂が流れていかないように、わらやその地に生えている草を格子状に植え込む草方格といったものをつくっていき、砂を流れないように固定するのだそうです。

こうすると、土地のもつ力が回復してくるのだとか。砂漠化の原因は、砂が草地に流れて枯れさせていくことにも原因があったのです。

植林の成果で広がっていく緑地は、農地への転用が考えられています。そして、その後は住民による緑地回復運動につなげていくということです。緑化が自主的に考えられていってこそ、緑化運動が真の意味で生きてくるのです。

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