森林認証された木材のみを伐採
森林破壊は、地球温暖化の大きな原因です。インドネシアの熱帯雨林では、目的の木を切り出すために、ブルドーザーなどでほかの木とともに根こそぎ倒すような伐採方法がとられ、多くの木が失われました。こうして切り出された木は、紙の原料の木材チップとなり、その後トイレットペーパーやコピー用紙などに使用されていきました。
世界中の森林破壊を食い止めるため、認証を受けた森の木だけを切り倒すように森林認証制度が設けられました。森林認証制度は、木材の生産と環境保全の調和を目的として、森林に関わる各分野の関係者間で、森林における基準や評価値を決めるというものです。
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認証を受けた森で切り倒された木には、この認証印が記されています。木を伐採する企業やそれを輸入する企業は、認証された森で伐採し、認証印のある木だけを選んで輸入することが森林保護への貢献になるのです。
岩手県岩泉町は、森林認証を受けた森を持っています。その森林において伐採される木材を原料にした紙を扱う三菱製紙株式会社では、同町において、森林認証制度のサポート事業を展開しています。
岩泉町の認証森林の管理について、その管理費用の一部を、認証木材を原料としてつくる紙のユーザーが提供できるよう、両者の間に入って調整しているのです。岩泉町は企業からの協力も得て、トチやコナラ、クリ、ケヤキなどの広葉樹、カラマツやスギなどの針葉樹などさまざまな木を植え、多様で豊かな森づくりにも取り組んでいます。
こうした豊かな森林づくり運動は、日本の各地で展開されています。森林の破壊を進めてまで安い東南アジアの木を輸入するのではなく、少々高くても、環境保全を考えて育てられた日本の木を使用しようとする動きが主流になりつつあります。
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