紙製品の再利用を推進
日本は海外の木材を利用して莫大な量の木製品、紙製品をつくってきました。木材を原料とする木製品や紙製品は、最終的には焼却されることで二酸化炭素を生じさせます。
そして、このことがまた地球温暖化を進めてしまいます。しかも、その途中には、ゴミの増大という環境問題も生んでしまいます。単に海外から木材を輸入するということでさえ、その周辺で深刻な問題を生み出してしまっているのです。
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製紙会社を中心とする日本企業では、紙製品を最終的に焼却するのではなく、再利用することで二酸化炭素の排出を防ぐことを考えています。また製紙業では、製造段階で使用する化石燃料の非化石燃料への切り替えに取り組んでいます。
製糸業は、その製造段階での化石燃料の使用量が莫大で、二酸化炭素排出の多い産業と指摘されているのです。
日本製紙グループでは、ゴミ増大の防止、紙焼却による二酸化炭素排出防止のため、古紙の再利用にも積極的に取り組んでいます。新聞紙の製造では、木材原料の比率を少なくして、古紙の配合率を75%としています。
こうした取り組みの結果、古紙の回収率は70%を超え、紙や板紙への再生率は60%に達しています。ただ、古紙の再生には製造コストがかかり、その製造段階で皮肉にも二酸化炭素の排出があります。そこで、バイオマス燃料を用いることにしています。
ほかに、軽量の紙を開発して少ない木材原料で製造できるようにするなど、製紙産業ならではの、資源循環とエネルギーコストのバランスを考えた取り組みを進めています。
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